独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

月アーカイブ: 2月 2011

指宿 菜の花通信(No.16)「不可能を可能に」「感動をめざす」

今年もまた指宿から情報発信をしていきたいと思います。よろしくお願いします。当院田中院長の年頭あいさつは「感動の年2011年」と題して「不可能と言われていたことが可能になるのだと」という「とんでもない感動」を目指すと言う。

今、日本の地方病院は医師不足の波を被り、どこも存亡の危機に晒されている。指宿病院も例外ではない。平成14年22名いた医師は現在14名、平成19年には10名になるかもしれない危機的状況であった。その中で、田中院長は平成19年4月、3名の内科医とともに「困難を承知の上で」赴任し、前熊本院長(現名誉院長)を支え、診療部長として再建に取り組み始めた。

平成21年4月、熊本前院長の定年退官に伴い、田中院長が誕生した。「50歳の院長は国立病院機構の中にはいない、若すぎる」などの意見があった。しかし、他に適任者もなく前院長の強い推薦もあり、「若すぎる」院長が誕生した。

「仕分け」の中で赤字病院はたたき売れと言わんばかりの乱暴な議論がある。指宿病院は再建計画中で、今年度はおそらく九州の国立病院機構病院の中で唯一赤字の病院であろうと思う。しかし、指宿地区の医療の現実はこの病院がないと崩壊してしまう。

今の医療保険制度のもとでは高度医療・救急医療をやっている都会の大病院、重度心身障害などをやっている療養所等はなんとか経営的に成り立っている。指宿病院みたいな地方の急性期病院は経営的に苦しい。制度的に苦しい状況に置かれている。

田中院長が九州の院長会議などで再建を目指すと云うと「指宿の再建は無理」だという有力院長もいるくらいだ。

しかし、この病院を潰すわけにはいかないのだ。皆「やるしかない」という気持ちであらゆる努力をしている。幸いに、医師、看護師、事務など全ての職種が前を向いて、懸命の努力をするようになってきている。

その中で、指宿病院は平成23年度、単年度黒字化をねらう。不可能と云われた事をやり遂げようとしている。その事が田中院長のいう「不可能を可能に」「感動を目指す」と年頭の言葉になっている。

平成23年2月8日

 国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

当院について 院長あいさつ ロゴマークについて 新病棟のご紹介 病院の理念 病院概要 地域医療支援病院 鹿児島県がん診療指定病院 開放型病院 指宿医療センターヘリポート 臨床研修 地域医療研修センター 情報公開 個人情報ファイル管理簿 文書ファイル管理簿 「情報公開・個人情報保護総合案内所」に関する広報 法令違反に関する外部からの通報手続きについて 節電行動計画 バリアフリー情報 出前講座 絵画展示のご案内 イベントカレンダー DPCデータによる当院の病院指標 平成27年度 病院指標 平成28年度 病院指標 ボランティア募集 新病棟建設工事の進捗状況 医師募集
診療科紹介 消化器科 循環器科 総合診療内科 小児科 外科 泌尿器科 産婦人科 麻酔科 眼科
部門紹介 看護部 看護部の概要 教育体制 看護単位(病棟)の紹介 薬剤科 治験管理室 診療放射線科 研究検査科 栄養管理室 リハビリテーション科 医療安全管理室 地域医療連携室 ひなぎく病児保育室
外来のご案内 外来を受診される方へ 外来案内図 今月の外来担当医師 文書料および予防接種料 セカンドオピニオン 人間ドック 専門外来担当医師・診療時間 物忘れ外来 母乳外来 遺伝カウンセリング外来
入院のご案内 初めて入院される方へ 病棟案内図
コラム 目の前で人が倒れたら? 子どもの病気について 月経困難症について 女性ホルモンと骨粗しょう症について これからママになるみなさんへ たばこの害について
お知らせ アクセス お問い合わせ 採用情報 プライバシーポリシー サイトマップ
独立行政法人国立病院機構指宿医療センター
891-0498 鹿児島県指宿市十二町4145
【電話】
0993-22-2231 【FAX】0993-22-3149(ファックス) 【地域医療連携室FAX】0993-22-2772

Back to top

Copyright © 2013 National Hospital Organization Ibusuki Medical Center All Rights Reserved.

指宿 菜の花通信(No.16)「不可能を可能に」「感動をめざす」

今年もまた指宿から情報発信をしていきたいと思います。よろしくお願いします。当院田中院長の年頭あいさつは「感動の年2011年」と題して「不可能と言われていたことが可能になるのだと」という「とんでもない感動」を目指すと言う。

今、日本の地方病院は医師不足の波を被り、どこも存亡の危機に晒されている。指宿病院も例外ではない。平成14年22名いた医師は現在14名、平成19年には10名になるかもしれない危機的状況であった。その中で、田中院長は平成19年4月、3名の内科医とともに「困難を承知の上で」赴任し、前熊本院長(現名誉院長)を支え、診療部長として再建に取り組み始めた。

平成21年4月、熊本前院長の定年退官に伴い、田中院長が誕生した。「50歳の院長は国立病院機構の中にはいない、若すぎる」などの意見があった。しかし、他に適任者もなく前院長の強い推薦もあり、「若すぎる」院長が誕生した。

「仕分け」の中で赤字病院はたたき売れと言わんばかりの乱暴な議論がある。指宿病院は再建計画中で、今年度はおそらく九州の国立病院機構病院の中で唯一赤字の病院であろうと思う。しかし、指宿地区の医療の現実はこの病院がないと崩壊してしまう。

今の医療保険制度のもとでは高度医療・救急医療をやっている都会の大病院、重度心身障害などをやっている療養所等はなんとか経営的に成り立っている。指宿病院みたいな地方の急性期病院は経営的に苦しい。制度的に苦しい状況に置かれている。

田中院長が九州の院長会議などで再建を目指すと云うと「指宿の再建は無理」だという有力院長もいるくらいだ。

しかし、この病院を潰すわけにはいかないのだ。皆「やるしかない」という気持ちであらゆる努力をしている。幸いに、医師、看護師、事務など全ての職種が前を向いて、懸命の努力をするようになってきている。

その中で、指宿病院は平成23年度、単年度黒字化をねらう。不可能と云われた事をやり遂げようとしている。その事が田中院長のいう「不可能を可能に」「感動を目指す」と年頭の言葉になっている。

平成23年2月8日

 国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦