独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

月アーカイブ: 8月 2017

指宿 菜の花通信(No.99)「田舎医者の流儀(74)・・・スイカ収穫」

 知人の徳さんが菜園にスイカを植えてくれた。うまく実ってくれるかと思っていたら、現在までに5個も収穫できた。あと3個ほど実がなっているので、そのうち収穫できそうだ。1個目は収穫が遅れたのか、熟れすぎて腐っていた。ネットで収穫時期を調べて、2個目からはうまくいった。取れたものでは2kgのモノが一番大きかった。完熟しているので味は上々で、家人は「あら結構おいしいじゃん。」とのたまっていた。

 植え付けたとき、徳さんが「花が咲いたらちゃんと受粉させて下さいよ。」と言ったが、雄しべと雌しべが判らなくて、これもネットで調べてやっと見分けられるようになった。雌しべは花の下に小さな実のようなものを付けているし、雄しべに比べて小ぶりである。ある程度大きくなったとき、通りがかりのおばあちゃんが「このあたりはアナグマが出るよ、熟れた頃に食いちぎるのよ。」と教えてくれた。周りに侵入防止のネットを張り、なんとか被害を受けずに済んでいる。

 徳さんはスイカの外、キュウリ、ナス、トマト、ピーマンと植えてくれた。いずれも結構な量を収穫できた。あと、カボチャ、ニガウリの実がなっており、里芋やネギも植えてあり、収穫を待っている。芝の雑草取りをしてもらったシルバーセンターのおじちゃんが、丸い山芋が取れる苗を持ってきてくれた。どんなものが取れるか楽しみにしている。初めての野菜作りにしてはそこそこに収穫できた。よく解らず肥料も撒かなかったが、菜園に入れてもらった土が良かったのだろう。来年もうまくいくとは限らないので、落ち葉などの有機物を入れてみようかと思っている。

 今年植えたブルーベリーも結構収穫できた。ミカンも植えてあるが今年は実がなりそうにない。グミの苗も植えたのでそのうち実をつけてくれるだろう。知人がミツバチの箱を2個置いているが、1つの箱にはミツバチがたくさん来ている。不思議なことにもう一方の箱にはほとんど寄り付かない。ミツバチが自分の住みかを選択するのも面白い。秋になったら、蜂蜜がいっぱい取れそうだ。農園に小さな池を作ったが、メダカを10匹ほど買ってきて入れた、元気よく泳ぎまわっている。1か月も経たないのに、もう小さな子供メダカも泳いでいる。

 雑草がわき出てくる。現実は雑草取りに追われている。今年は超暑いので、長い時間は作業できない。朝早く行って、3時間位しかできない。物を作っていくには手間暇がかかる。しかし、物が出来ていくのは楽しい。お金や情報を右から左に動かして大金を得る方法もあるらしいが、物を作り出す方がより価値があり、より利益を得る世の中になって欲しいものだ。

平成29年8月22日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

9月マタニティーヨガ教室開催のお知らせ

指宿医療センターでは、指宿市のご協力のもと、当院通院中の妊婦さんを対象としたヨガ教室を開催いたしております。 ヨガの呼吸法、リラックス法には妊娠中の体調不良の改善効果、お産が楽になる効果があります。また妊娠中の運動不足やストレス解消にも役立ちます。どの妊娠週数でも参加可能、また小さなお子様連れでも参加可能ですので、多数のご参加をお待ちしております。

日 時: 平成29年9月27日(水)15時~(1時間程度)

場 所: 指宿医療センター リハビリテーション室

講 師: 前田 ことみ 先生 (指宿市役所)

参加費: 無料

平成29年度マタニティ-ヨガ教室日程

※参加ご希望の妊婦さんは産婦人科外来で申し込みを行ってください。

※水分補給のための飲料水、保温や動作時の補助具として用いるハーフケットをご持参ください。

※会場にキッズスペースを設けますので、小さなお子様連れの方も安心してご参加いただけます。

国立病院機構指宿医療センター 産婦人科
℡:0993-22-2231(代表)

↓ご参照ください 「マタニティーヨガ教室のページへ

指宿 菜の花通信(No.98)「田舎医者の流儀(73)・・・電子カルテ」

 6月初めより、指宿医療センターもついに電子カルテへ移行となった。医師になって48年、手書きでカルテを作ってきたが、キーボードを叩いて所見を記載していくことになる。患者さんの訴え、検査の指示、処方など、全てを打ち込まないといけない。コンピュータは約束事が一杯あるので、その手順を間違えると一歩も前に進めず、四苦八苦することになる。私が苦労する分は構わないが、その分患者さんは待たされることになる。一週目は「一時間も待たされた」とお叱りを受けた。それまで30分以内のコンタクトを心がけていたので、一時間は長いのだ。

 院長さんは、はなから73歳の老医には無理だろうと見越したのだろう、有能なクラークさん(診療を補助するスタッフ)を付けてくれた。操作のわからない部分は彼女が殆んどしてくれるし、教えてくれる。一緒にやっているとクラークさんの能力の高さが判ってきた。紹介状も私が口述するのを殆どそのスピードで打ち込んでくれる。ある面、今までよりスピードアップしたともいえる。有能なクラークさんをうまく「利用」すると楽になる面があることが判ってきた。一ヶ月経ったら、紙カルテ時代と同じ様に30分以内のコンタクトが可能になりつつある。それでも、時々は操作に詰まり一人の患者さんに15~20分を要し、「このぼろコンピュータめ」と悪態をついて、周りから白い目で見られている。

 最近のAI技術の進歩は著しく、将棋、チェスの名人たちがコンピュータに打ち負かされ、不可能と思えた自動車の自動運転も実用化の一歩手前まで来ている。CT、MRIなどの画像診断もAI技術の導入で見逃しが少なくなるといわれている。病気の診断は従来我々の蓄積した知識と経験で行ってきたが、これもロボットにさせるとより特殊な疾患も診断出来る可能性が示唆されている。今後AI技術の応用は加速度的に進み、医学・医療の在り方を大きく変えていく可能性がある。

 AIの進歩は留まることを知らないし速い。「未来学者のレイ・カーツワィルは、2029年までにコンピュー夕は人間と同等の知能を持つようになる・・・そして、2045年にはコンピユー夕は全人類の脳の総計より10億倍、賢くなっている、と言う」「産業革命の時代、織物エは蒸気機関に仕事を奪われた。そして今、第二次機械化時代になり、AIとロボットが「中流」と呼ばれる人々の仕事を奪う」「オックスフォード大学の学者は、20年以内に米国人の仕事の47パーセン ト以上とヨーロッバ人の仕事の54パーセントが機械に奪われる危険性が高い、と予測する」(参考文献:ルトガー・ブレグマン著(野中香方子 訳)『隷属なき道』文藝春秋、2017年)

 そうなると大失業時代が到来することになる。医師、看護師らは今、過重労働に悩まされている。ロボットさんに代行して頂く部分はそちらに任して、本来の患者さんに接する部分を増やしていければよろしいが・・・そのためには医療制度も変わらなければならない。ブレグマンさんの意見はラジカルで一日三時間労働を目指すべきだという。AIやロボットが一部の者の儲けの手段にされたら社会は大変不安定になってしまう。技術の進歩は止められない。それが人の幸せに向けられて行く事を目指すべきであろう。

平成29年8月2日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

血液内科専門医のご紹介

鹿児島医療センター前院長(名誉院長)の花田先生を7月から非常勤医師としてお迎えし、週2回(火曜日、木曜日)総合内科外来を担当して頂いています。
花田先生は、血液内科専門医で血液疾患や感染症にも詳しいですので、是非ご相談ください。

院内保育所運営業務委託の公募の公示について

 国立病院機構鹿児島医療センター、指宿医療センター及び南九州病院における保育所運営委託に関し、業者選定のため業務等提案書を公募することとします。詳細につきましては、下記リンクを参照ください。

院内保育所運営業務委託の公募の公示について

当院について 院長あいさつ ロゴマークについて 新病棟のご紹介 病院の理念 病院概要 地域医療支援病院 鹿児島県がん診療指定病院 開放型病院 指宿医療センターヘリポート 臨床研修 地域医療研修センター 情報公開 個人情報ファイル管理簿 文書ファイル管理簿 「情報公開・個人情報保護総合案内所」に関する広報 法令違反に関する外部からの通報手続きについて 節電行動計画 バリアフリー情報 出前講座 絵画展示のご案内 イベントカレンダー DPCデータによる当院の病院指標 平成27年度 病院指標 平成28年度 病院指標 ボランティア募集 新病棟建設工事の進捗状況 医師募集
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0993-22-2231 【FAX】0993-22-3149(ファックス) 【地域医療連携室FAX】0993-22-2772

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指宿 菜の花通信(No.99)「田舎医者の流儀(74)・・・スイカ収穫」

 知人の徳さんが菜園にスイカを植えてくれた。うまく実ってくれるかと思っていたら、現在までに5個も収穫できた。あと3個ほど実がなっているので、そのうち収穫できそうだ。1個目は収穫が遅れたのか、熟れすぎて腐っていた。ネットで収穫時期を調べて、2個目からはうまくいった。取れたものでは2kgのモノが一番大きかった。完熟しているので味は上々で、家人は「あら結構おいしいじゃん。」とのたまっていた。

 植え付けたとき、徳さんが「花が咲いたらちゃんと受粉させて下さいよ。」と言ったが、雄しべと雌しべが判らなくて、これもネットで調べてやっと見分けられるようになった。雌しべは花の下に小さな実のようなものを付けているし、雄しべに比べて小ぶりである。ある程度大きくなったとき、通りがかりのおばあちゃんが「このあたりはアナグマが出るよ、熟れた頃に食いちぎるのよ。」と教えてくれた。周りに侵入防止のネットを張り、なんとか被害を受けずに済んでいる。

 徳さんはスイカの外、キュウリ、ナス、トマト、ピーマンと植えてくれた。いずれも結構な量を収穫できた。あと、カボチャ、ニガウリの実がなっており、里芋やネギも植えてあり、収穫を待っている。芝の雑草取りをしてもらったシルバーセンターのおじちゃんが、丸い山芋が取れる苗を持ってきてくれた。どんなものが取れるか楽しみにしている。初めての野菜作りにしてはそこそこに収穫できた。よく解らず肥料も撒かなかったが、菜園に入れてもらった土が良かったのだろう。来年もうまくいくとは限らないので、落ち葉などの有機物を入れてみようかと思っている。

 今年植えたブルーベリーも結構収穫できた。ミカンも植えてあるが今年は実がなりそうにない。グミの苗も植えたのでそのうち実をつけてくれるだろう。知人がミツバチの箱を2個置いているが、1つの箱にはミツバチがたくさん来ている。不思議なことにもう一方の箱にはほとんど寄り付かない。ミツバチが自分の住みかを選択するのも面白い。秋になったら、蜂蜜がいっぱい取れそうだ。農園に小さな池を作ったが、メダカを10匹ほど買ってきて入れた、元気よく泳ぎまわっている。1か月も経たないのに、もう小さな子供メダカも泳いでいる。

 雑草がわき出てくる。現実は雑草取りに追われている。今年は超暑いので、長い時間は作業できない。朝早く行って、3時間位しかできない。物を作っていくには手間暇がかかる。しかし、物が出来ていくのは楽しい。お金や情報を右から左に動かして大金を得る方法もあるらしいが、物を作り出す方がより価値があり、より利益を得る世の中になって欲しいものだ。

平成29年8月22日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

9月マタニティーヨガ教室開催のお知らせ

指宿医療センターでは、指宿市のご協力のもと、当院通院中の妊婦さんを対象としたヨガ教室を開催いたしております。 ヨガの呼吸法、リラックス法には妊娠中の体調不良の改善効果、お産が楽になる効果があります。また妊娠中の運動不足やストレス解消にも役立ちます。どの妊娠週数でも参加可能、また小さなお子様連れでも参加可能ですので、多数のご参加をお待ちしております。

日 時: 平成29年9月27日(水)15時~(1時間程度)

場 所: 指宿医療センター リハビリテーション室

講 師: 前田 ことみ 先生 (指宿市役所)

参加費: 無料

平成29年度マタニティ-ヨガ教室日程

※参加ご希望の妊婦さんは産婦人科外来で申し込みを行ってください。

※水分補給のための飲料水、保温や動作時の補助具として用いるハーフケットをご持参ください。

※会場にキッズスペースを設けますので、小さなお子様連れの方も安心してご参加いただけます。

国立病院機構指宿医療センター 産婦人科
℡:0993-22-2231(代表)

↓ご参照ください 「マタニティーヨガ教室のページへ

特定健康診査について

 当院では、平成29年9月1日より、利便性向上のため保険診療(通院中の方の診察や薬の処方など)と特定健康診査のみ同日の実施が可能となります。

『新人看護師研修』レポート

ひよこ通信 平成29年度_6月~8月

高校生がふれあい看護体験に参加しました

指宿 菜の花通信(No.98)「田舎医者の流儀(73)・・・電子カルテ」

 6月初めより、指宿医療センターもついに電子カルテへ移行となった。医師になって48年、手書きでカルテを作ってきたが、キーボードを叩いて所見を記載していくことになる。患者さんの訴え、検査の指示、処方など、全てを打ち込まないといけない。コンピュータは約束事が一杯あるので、その手順を間違えると一歩も前に進めず、四苦八苦することになる。私が苦労する分は構わないが、その分患者さんは待たされることになる。一週目は「一時間も待たされた」とお叱りを受けた。それまで30分以内のコンタクトを心がけていたので、一時間は長いのだ。

 院長さんは、はなから73歳の老医には無理だろうと見越したのだろう、有能なクラークさん(診療を補助するスタッフ)を付けてくれた。操作のわからない部分は彼女が殆んどしてくれるし、教えてくれる。一緒にやっているとクラークさんの能力の高さが判ってきた。紹介状も私が口述するのを殆どそのスピードで打ち込んでくれる。ある面、今までよりスピードアップしたともいえる。有能なクラークさんをうまく「利用」すると楽になる面があることが判ってきた。一ヶ月経ったら、紙カルテ時代と同じ様に30分以内のコンタクトが可能になりつつある。それでも、時々は操作に詰まり一人の患者さんに15~20分を要し、「このぼろコンピュータめ」と悪態をついて、周りから白い目で見られている。

 最近のAI技術の進歩は著しく、将棋、チェスの名人たちがコンピュータに打ち負かされ、不可能と思えた自動車の自動運転も実用化の一歩手前まで来ている。CT、MRIなどの画像診断もAI技術の導入で見逃しが少なくなるといわれている。病気の診断は従来我々の蓄積した知識と経験で行ってきたが、これもロボットにさせるとより特殊な疾患も診断出来る可能性が示唆されている。今後AI技術の応用は加速度的に進み、医学・医療の在り方を大きく変えていく可能性がある。

 AIの進歩は留まることを知らないし速い。「未来学者のレイ・カーツワィルは、2029年までにコンピュー夕は人間と同等の知能を持つようになる・・・そして、2045年にはコンピユー夕は全人類の脳の総計より10億倍、賢くなっている、と言う」「産業革命の時代、織物エは蒸気機関に仕事を奪われた。そして今、第二次機械化時代になり、AIとロボットが「中流」と呼ばれる人々の仕事を奪う」「オックスフォード大学の学者は、20年以内に米国人の仕事の47パーセン ト以上とヨーロッバ人の仕事の54パーセントが機械に奪われる危険性が高い、と予測する」(参考文献:ルトガー・ブレグマン著(野中香方子 訳)『隷属なき道』文藝春秋、2017年)

 そうなると大失業時代が到来することになる。医師、看護師らは今、過重労働に悩まされている。ロボットさんに代行して頂く部分はそちらに任して、本来の患者さんに接する部分を増やしていければよろしいが・・・そのためには医療制度も変わらなければならない。ブレグマンさんの意見はラジカルで一日三時間労働を目指すべきだという。AIやロボットが一部の者の儲けの手段にされたら社会は大変不安定になってしまう。技術の進歩は止められない。それが人の幸せに向けられて行く事を目指すべきであろう。

平成29年8月2日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

血液内科専門医のご紹介

鹿児島医療センター前院長(名誉院長)の花田先生を7月から非常勤医師としてお迎えし、週2回(火曜日、木曜日)総合内科外来を担当して頂いています。
花田先生は、血液内科専門医で血液疾患や感染症にも詳しいですので、是非ご相談ください。

院内保育所運営業務委託の公募の公示について

 国立病院機構鹿児島医療センター、指宿医療センター及び南九州病院における保育所運営委託に関し、業者選定のため業務等提案書を公募することとします。詳細につきましては、下記リンクを参照ください。

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