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指宿 菜の花通信(No.111)「田舎医者の流儀(86)・・・反響」

2018年9月6日(木) 菜の花通信


 7月の初めに「田舎医者の流儀」と題する本を自家出版した。平成21年4月より、当院に勤務するようになり足かけ10年、その間、病院のホームページに「菜の花通信」というコラムを書いてきた。月に一回程度をめどにしていたが、サボらずにやってきたようで100号を超えた。更に、この7月をもって殆どの公の仕事を引退した。一つの区切りと考え、本にすることにした。


 原稿は今迄の「指宿 菜の花通信」のままで大きく手を加えたわけではない。ただ、例えば「JR指宿線」と書いてきたのは、正確には「JR指宿枕崎線」であるので、そのように統一した。表紙は開聞岳の山頂から雲が滝のように下っているもの、巻末に鹿児島の希少種の花の写真を載せた。これはいずれも家人が長年撮りためた写真の中から選んだもの、なかなか評判が良かった。かっこいい本が出来た、とお褒めを頂いたがこれは熟練の編集人・大迫さんの力に負うところが大きい。本人は大した「努力」はしていない。


 出来上がった本を、恥ずかしながらお送りしたところ、多くの方から丁重なお手紙、メール、電話を頂いた。大学生時代、仲の良かった友人は新聞記者になり、年賀状のやり取りをするぐらいであったが、「若い時からの友人の本を見てうれしい」と言ってくれた。医学生時代「同棲」した友人医師(男ですよ)はそれぞれ違う道を歩いたけど、自立して歩んだことをみてくれていた。本が縁で友人たちの近況が知れたのも嬉しかった。


 本の反響で一番多かったのは、コラーゲンについての記事であった。『コラーゲンは蛋白質である。蛋白質は人の体ではそのまま吸収される事はあり得ない。蛋白質はアミノ酸に分解されてはじめて体の中に入っていく。蛋白質がそのまま体の中に入ると、異物と認識されてたちまち抗原・抗体反応が起こり、大変な「病気」になってしまう。コラーゲンは分解されてアミノ酸として吸収されるが、そのアミノ酸は体の中で再びコラーゲンになるわけではなく、その他のいかなる蛋白質の構成要素になりうる。コラーゲンを食べたから、体の中にコラーゲンが増えるわけでない。そんな事は現代科学の常識である(1937年 ルドルフ・シェーハイマー)。従って、それによって体調が良くなったというのは奇妙な「個人の感想」でしかない』(田舎医者の流儀 P26)


 この記事を読んだご婦人方から「コラーゲンは効果ないの」という意外そうな反響が多かった。残念ながら、その後もコラーゲンが「効く」という証拠は出ていない。(国立健康・栄養研究所 HP参照)



平成30年8月31日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

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