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指宿 菜の花通信(No.110)「田舎医者の流儀(85)・・・豪雨、猛暑」

2018年8月1日(水) 菜の花通信


 今年の梅雨・豪雨で広島、岡山、愛媛県など甚大な被害に見舞われた。現時点で死者、行方不明者は230名に達する。河川の氾濫、山崩れなどによる想定を超えた災害である。山崩れは急斜面で、ある程度想定された場所のみではなく、緩斜面でも広範に起こった。観測史上最大の豪雨のため想定外のところにも起こったという。


 その後は、異次元の猛暑が日本列島を襲った。群馬県熊谷では日本歴代最高の41、1度、東京都内でも初の40、8度が記録されている。京都では観測史上初めて7日連続で38度を超えた。気象庁は「命に危険があるような暑さが続き、災害という認識だ」という。熱中症による死亡が連日報道されている。


 この異常気象は日本のみではない、北半球全体で猛威を振るっている。世界気象機関(WMO)によると欧州で高温が続き、ノルウェーやフィンランドなど北極圏でも33度以上を観測した地点があり、最低気温が25度を下回らない熱帯夜があったという。米国では50度以上の最高気温を示した地点があり、各地で山火事が多発している。広範な山火事による炭酸ガスの放出が今後の気象に及ぼす影響も懸念されている。


 これらの異常気象の原因は、それぞれ説明をされているが、その根底は進行する地球温暖化にあると言わざるを得ない。WMOによると地球の平均気温は産業革命前と比べ1.1℃上がり、近年の上昇傾向は更に強まっているという。1℃上がった結果がこのような異常気象の原因と考えるべきである。この異常気象は始まりにしか過ぎず、もっと深刻な気象状況が招来すると多くの気象学者、国際機関は憂慮している。


 河野外務大臣の指示で今年1月に設置された「気候変動に関する有識者会合」(座長:末吉竹二郎国連環境計画金融イニシアチブ特別顧問)は「気候変動は地球規模の危機であり、この課題に真摯に立ち向かうこと抜きに日本の品格は保てない」と指摘。再生可能エネルギーに関する日本の取り組みは「立ち遅れが顕著になっている」と強調した。


 多くの指摘があるにも関わらず、政府の温暖化対策は遅々として進まない。政治家は「博打法案」の成立には熱心であるが、温暖化対策には動きが鈍い。この状況を打破するには我々国民が声をあげるしかない、そうでないとこの星・地球は人の住めない所になってしまう。



平成30年8月1日

国立病院機構指宿医療センター 総合内科
 中 村 一 彦

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