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“ 令和4年度 新体制 ”

 いよいよ令和4年新年度体制がスタートしました。

大きな変化としては、約10年間、当院で麻酔科常勤医師として活躍して頂いた佐藤先生の辞職に伴い、手術麻酔は非常勤医師が交替で務めることになります。一方、外科が2名体制になりますので可能な外科手術は積極的に当院で受け入れるつもりです。宮薗外科部長には統括診療部長として診療部のまとめ役も担って頂きます。

 麻酔科体制について補足しますと、月曜日から金曜日まで非常勤の麻酔科医師が勤務します。木曜日から金曜日は、東京女子医大八千代医療センターの医局から毎週、医師を派遣していただく予定です。当院の産科・小児科が周産期医療を安全に継続していくために、特に緊急帝王切開手術に対応できる体制が必要で、緊急手術のバックアップ体制として月曜日から金曜日の夜間は麻酔科医師に指宿ステイしてもらいます。指宿地域で子供を生み育てる環境づくりは、地域の街づくりに直結し、指宿の将来に関わる重要な問題ですので地域や関連施設の方々にもご理解とご協力を宜しくお願い致します。

 4月から新しく脳神経外科外来も始まります。鹿児島赤十字病院を退職された川添先生が毎週、木曜日に水頭症術後の患者さんを中心に診てくださいます。
整形外科は引き続き、織田先生に水・金の外来を継続して頂きますが、患者さんが多くなりましたので鹿児島大学整形外科医局から非常勤医師に毎週水・金午後に来て頂くことになりました。
また、大重先生には非常勤医師として肝臓内科外来を火・木でお願いします。

 現在の指宿医療センターの体制は、医療スタッフの面でも経営面でもまだまだ磐石とはいえませんが、この地域に欠かせない病院であることは間違いありません。将来に向けても当院が地域中核病院としての責任と役割を果たしていくためには、地域社会との緊密な連携が欠かせません。

皆様のご協力とご指導を引き続き宜しくお願い申し上げます。

 昨年末、菜の花プロジェクトを立ち上げ職員総出でヘリポート周囲に菜の花の種を蒔きました。
3月から黄色の菜の花が咲き誇り、新年度体制にエールを送ってくれているようです。

令和4年4月1日

 国立病院機構指宿医療センター 院長
 鹿 島 克 郎